四肢断裂ファクトリー

健康な手足です

グッドナイト・マミー

観た映画を忘れないよう、気になったところをブログに載せようと思います。

ヒューマントランスシネマ渋谷で未体験ゾーンの映画たち2016が行われており、日本未公開作品の映画が上映されている
http://aoyama-theater.jp/feature/mitaiken2016
これはすごい!よだれが飛び出そうな作品ばかり知ったのが1月下旬だったので殆どの作品は上映が終わっておりしょんぼり
人肉100パーセントバーガー映画「アメリカンバーガー」観たかった…
だが、そこで一番目が引かれたのはこの映画

インパクトすごい
この画像だけで観たくなる
ちょうど上映時期だったので初めて渋谷に赴いた
とても清潔感のあるスタバの延長線のような街で驚き
おしゃれ人間しかいないし
でもいたるところの地面で人が寝ていた
ヒューマントラストシネマ渋谷はスマートなビルの中にあり小さめだが、清潔感のある綺麗な場所
しゃれおつ
大きなネタバレにならないようざっくりと感想
これから観る人はごめんなさい
簡単な映画のストーリーは
ママが前と違う!なんか変!
と思った双子の男の子
本当のママか確かめようぜイェーイ!
拷問拷問!!

という感じ
カルピスみたいに薄めればこんな感じ
映画の雰囲気はほぼBGMなし
静かに淡々と進んでいく

周りに誰も住んでいない場所にポツーンと建っている家に住んでいる
生活感のない家は恐怖を感じる
ママは最初から顔に包帯ぐるぐる巻き
どろんこで帰ってきた子供を叱りつけお風呂に入れさせ、夜はアメリカンポーカーをして子供と遊んでいた
その最初の一連のシーンで、違和感を感じた
その違和感の理由はラストで判明するのだが、上映が終わった後最初のシーンを思い出すとなるほどね〜とわかるようになる感覚とてもいいものだった

徐々にヒステリックになるママ
子供を強く叱りつけ、部屋に閉じ込めたり叩いたり
男の子はママが全裸で森でバイブレーションする悪夢にうなされる
文字にすると面白いな

こっそり飼っていた猫をママに殺され?はっきりと誰が殺したかわからないがそこから子供はママではない誰がだと認識していく

そこからママの居場所を吐かせるため、拷問していく
そこからがエグい!
全年齢なのに…死霊のはらわたより個人的に辛かった
子供の無垢な瞳で純粋に本当のママを探す気持ちから来ているものなのだが、やることと発想がヤバイ
目を覆いたくなる所がありすぎてこの時は観に来たことを後悔

エスカレートしていく拷問と次第にわかる真相がただ辛い
少ないセリフですが一言一言が重要な役割を果たしており、成る程の連続だった

子供目線で物語が進んでいくのでそれがミソかなと思う
目線が変わると見方も変わるのでこの手法は自分の漫画にも生かしたい
胸糞悪いかもしれないけど不思議と嫌いになれない見せ方とストーリーがすごい